アナログレコード

今回はデジタル時代の今、ひそかにブームになっているアナログレコードの世界と、大阪のおすすめレコード屋さんについてお話しします。

今の音楽の聴き方の主流は、CDやレコードを再生して聴くのではなく、音楽配信サービスの普及によりダウンロードして聴くという人が多いと思うのですが、実は2010年以降、アナログレコードの再評価により、欧米だけでなく日本国内でもアナログ盤が再生産されるケースが増え、2020年上半期の米国では、CDの売上がレコードの売上を下回るなど、音楽通と呼ばれる人の間ではアナログレコードがブームになっています。実際、デジタルとアナログ音源を聴き比べると、アナログの方が断然、音質はいいです。また、世の中にはコレクターと呼ばれる人が意外に多く、音楽配信サービスからのダウンロードではコレクター心が満足しません。

私は小さいころから音楽が好きで、小学生4年生頃から姉の影響で洋楽のレコード買い集めはじめ、大学に進学するころには結構なコレクションになっていました。とくに高校に入ってからは、1000枚売れたら大ヒットと言われていた80年代インディーズのレコードや、中にはホワイトハウスというインダストリアル・ミュージックのグループの50枚限定シリアルナンバー入りライブレコードという超レア・アイテムもあり、大学に入って中古レコード屋さんに売りに行ったものの、何度も売却を引き止められた経験もあります。結果的には売ってしまいましたが・・・時代的に言うと、1986年に販売枚数ベースでCDがLPを追い抜いたあと、1988年以降は、CDの低価格化が進み、1990年代前半にかけて、LPは一般的には生産されなくなってしまいます。

ところが、皮肉なことに、大学に入ってからテクノやハウスミュージックにハマってしまい、夜ごとクラブに踊りに行くようになっていました。当時のクラブはDJがアナログレコードでプレイするのがデフォルトで、そうしたクラブ系のダンスミュージックの音源はCDで発売されることのない、まだまだアンダーグラウンドな12インチシングルレコードで、ラジオやテレビで紹介されることもないので、新しい音楽の情報はクラブに行ってチェックするしかありませんでした。だから、気になった音楽がプレイされると、DJブースにかじりついて、ターンテーブルの上で回っているレコードのレーベルを必死になって見たりしていました。そこで発見したレコードをどうやって買いに行くかというと、当時遊びまわっていた東京の六本木には、ウィナーズという、朝の5時までやっているDJが営業中にネタを漁りにくるブラック系のレコード屋さんがあって、そういうお店に買いに行ったりもしました。大阪に帰ってきてからも、今もあるのかどうかわかりませんが、ミナミのアメリカ村にダンスミュージック・レコードやマンハッタン・レコード、シスコといったクラブ系専門のレコード屋さんがあって重宝したものです。ただ、アナログレコードはコレクションするには場所もいるし、重量も重いので、300枚くらいしか集めきれていません。

いまのアナログレコードのブームは、そうしたクラブ系の音楽もあるかもしれませんが、どちらかというと、かつてのLPレコードの再評価という面があって、大阪にも個性的なレコード屋さんがいくつもオープンしています。そんな大阪の個性的なレコード屋さんを何軒か紹介したいと思います。

 

FunTricks! Records(ファントリックス・レコード)

大阪の老舗クラブ・NOONなどでDJも務めるNAKAM(ナカム)さんが、長く暮らした首都圏を離れ、2020年6月に店をオープンさせた、相談のできるレコード屋さんです。紳士服店に就職してからも、自らもDJとしてターンテーブルの前に立つようになって、ダンスミュージックを主体にジャンルや時代を横断する、幅広いリスニング経験に裏打ちされたプレースタイルを確立していたのですが、そんな日々が10年ほど続き、紳士服店を退職するに至ります。退職後のNAKAMさんは自身のフィーリングの赴くままに大阪行きを決め、いざ首都圏を離れてみると、想像以上に大阪の環境が肌に合ったそうです。

住所:大阪府大阪市北区豊崎4-3-17 2F

営業日時:15:00〜21:00

電話番号:080-4056-9594

 

ディスクユニオン大阪店

ディスクユニオンは関東圏を中心にCD・レコードや音楽誌、グッズを展開する音楽ショップで、2015年に関西初の大阪店がオープンしました。場所は大阪梅田エリアのACTⅢ1F。同ビル内に、クラシック音楽の専門館「ディスクユニオン大阪クラシック館」も併設されています。ディスクユニオン大阪店の魅力は品揃えの豊富さ、CD・レコードを合わせ約7万点の在庫数は圧巻です。加えて、毎日およそ1,000枚のCD・レコードが新しく入れ替わります。店頭で買取も行っており、毎日途切れることなく入荷があるため、毎週来ても新鮮で、音楽フリークにはたまらない場所です。

住所:大阪府大阪市北区堂山町15−17 ACTⅢ 1F

営業日時:12:00-21:00 (日・祝 12:00-20:00)

電話番号:06-6949-9219

 

Compufunk Records

大阪北浜の雑居ビル2階に、夜な夜な音楽フリークが集まるレコード屋『Compufunk Records』があります。『Compufunk Records』は大阪のハウスミュージックシーンをリードすると言われるスポットで、昼間はレコード屋ですが、夜になると一転、ハウスが流れるミュージックバーになります。週末は店内のDJブースで音楽イベントが行われています。さすがレコード屋が経営するバーなので、音響設備にもこだわっています。2019年にはロンドン発のエレクトロミュージックマガジンRA(Resident Advisor)(毎月350万人に読まれるWEBマガジン )で大阪の文化を象徴する音楽スポットとして紹介されました。

住所:大阪府大阪市中央区北浜東1−29 GROW北浜ビル(北浜ビル2号館)2F

営業日時:15:00〜22:30(イベント時は変更あり)*月曜日は休み

電話番号:06-6314-6541

 

FLAKE RECORDS

『FLAKE RECORDS』は、2016年アメリカのBuzz Feedで東京のタワーレコード渋谷店とともに、死ぬまでに、世界で訪れるべきレコード屋27選に選ばれました。世界から高い注目を浴びる理由は、店主の和田さんの「本当にいいと思った音楽をおく」というコンセプト。このコンセプトどおり、店内には有名無名関係なく選ばれた名盤がならびます。オープンしたのは2006年で、お店に立つのは店主の和田さんひとり。小さなお店には毎日のように、世界中の音楽フリークやミュージシャンがやってきます。

住所:大阪市西区南堀江1-11-9 SONO四ツ橋ビル201

営業日時:12:00~21:00年中無休(年末年始は除く)

電話番号:06-6534-7411

 

みなさんもアナログレコードの魅力に触れてみませんか?

アナログレコード” に対して1件のコメントがあります。

  1. yzivmlnetl より:

    アナログレコード – 障がい者作業所ひまわり
    yzivmlnetl http://www.gco56li5w61ee7g87vg9bvj43ou60885s.org/
    [url=http://www.gco56li5w61ee7g87vg9bvj43ou60885s.org/]uyzivmlnetl[/url]
    ayzivmlnetl

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